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ペルソナ2考察その2/罪と罰について 11:01
ペルソナワールドガイダンスを買ってみました。
こんな…こんな神書籍があったなんて……画面見ながら描いた淳の残した花が全部のってるよ!他にも 紙媒体で欲しい画像が殆どのってて(旧OP達哉のドヤ顔とか)有り難い1冊でした。達淳要素は意図的とすら見えるほどに排除されてましたが、きっと『果て 青』やペルソナ倶楽部2でやりすぎて怒られたとか,アトラスHP審査の時期とかの関係ですね!ザ・オトナの事情!

前回の考察に引き続いてゲーム本編に即して考察してみようその1です。
達淳的に、といいましたが淳達でも置換が可能です。


罰についてもきちんと説明がニャル達つきで載ってたのでふむふむと読んでみたんですが…

罰:「達哉は一人でニャルラトホテプと戦う羽目になったことが罰」というらしいです。

罪:「達哉たち仮面党ごっこのメンバーが10年前のアラヤ神社放火事件の発端と原因を忘れていたこと。罰世界では達哉だけ忘れなかったためその罪を一人で背負うことになった」だそうです。


・そもそも、神社放火で達哉と舞耶の二人を危険な目に遭わせたのは子供たち
・仮面党の出会いにニャルやフィレモンが関わった描写がない
・岡村真夜が舞耶を殺害したのは本人の意思

にもかかわらず、ここで「ニャルラトホテプを倒せば万事解決」に至ってしまうのは変です。悲劇の元凶はすべて彼ら自身にあるからです。RPGだから最後には強いボスを倒さなきゃいけない、様式美にのっとってのもののようにみえます。
まして達哉はどっちかというと止めたほうなのに、思い出したというただそれだけで孤独な戦いを強いられ、あまつさえニャルに「辛いことは仲間に押し付け、自分だけ記憶を持ったままでいたいなど…許しがたい大罪だ」などと言われています。
そして、罰のサブタイトルは「Eternal punishment」永遠の罰というひどいものです。

ただ、このタイトルが達哉だけに向けられたものではない可能性もあります
罪 の世界を知った舞耶や克哉、思い出すこともできる栄吉&リサ。もし彼らが、彼らの幸福を守る為に一人で 戦い、去っていった達哉の為に何かしようとしても罪の達哉を取り戻すことはできないし、一度手放してしまった記憶は自分たちの生きる世界では真実のもので はない事になっている。そもそも、『罪世界の達哉』なんて存在が本当にいたのかすらも怪しくなってきます。
確かにこれは、彼らにとって死ぬまで苛む罰になるかもしれない。そういう意味での、『永遠』。

罪世界を思い出す切っ掛けすらない淳に関して。ここで、罪の定義を振り返ると。
・忘れている事こそが罪
にあたるため、やはり淳にも「永遠に忘れているという罪を犯した彼に与えられるのは、永遠に思い出す事のない罰」となってきます。達淳的に辛いです。


では、「永遠の罰」が達哉だけに向けられている場合はどうか。
これがまた、達淳にしかならなくて大変困るんですけど…

◆『罪』と『罰』の2つで共通している点はなにか。→罪を犯した達哉と淳の共存は許されない。


ペルソナ2のテーマのひとつは「ドッペルゲンガー」。
ドッペルゲンガーと言えば「会えば死ぬ」という特徴が有名です。つまり、共存はできないわけです。これはシャドウや仮面党幹部(杏奈だけは選択肢で死なないことがありますが)=達哉、栄吉、リサという描写からもうかがえます。

もうひとつのドッペルは罪世界の達哉と淳です。これは舞耶による主観ですが、どちらかというと舞耶には達哉の影的な存在は淳としていたようです。影=淳、陰=シャドウ達哉としていたのかもしれません。
ともかく互いにドッペルゲンガーとするならば、完全に彼らが一つの世界に存在する事は、フィレモンやニャルが支配する世界のルールに反してしまうのです。

淳に関しては、更にもう一人ドッペルゲンガーの対象があります。舞耶です。
黒須淳を選ぶと、舞耶が死ぬ(罪エンド)この場合の選ぶは、ジョーカーの中の人という意味合い。舞耶である疑いもありましたよね。
舞耶を選ぶと、黒須淳が死ぬ(罰エンド)罪世界に黒須淳は存在しない。→死
 根拠
 ・淳は女性的な面をことさらに強調されている。
 ・二人とも花言葉と文学に通じている。橿原淳にそんな特徴はない。
 ・姉弟のようだと表記されている。
 ・宿命の三角関係にある。
 ・舞耶が渡したネモフィラの花言葉「私はあなた(の存在)を許す」
 ・「淳しか見えない」「舞耶しか見えない」という言い方をしたのにはやはりどちらかが消える宿命にあるから?
とはいえこの説はこれから語る考察とあまり関係がないのでメモ程度で。

では何故『共存できないこと』が罰になるのか。
達哉が淳と離れたくないと望んでいるから、と推察できます。
このことは、交渉時の淳の3番目の台詞と、シャドウが淳についてのみ言及する事からうかがえます。
□交渉時の淳の台詞「達哉、何も言わないで・・・ 僕、君のそば、離れないよ。」
 先日萌え語りしましたが、一人になりたくないから仲間を作らないという矛盾した行動をとる達哉にこれほどまでに必要な言葉もありません。また、「僕ならもう大丈夫さ」という台詞からも、達哉のペルソナが仮に自分に向かっても対処できる、という意味合いもあるのではないかと思われます。何せ目で会話している為、部外者は想像するのみなのですが…

□シャドウ達哉の台詞「流されているだけの戦いならば、今すぐ降りろ・・・本当は、黒須の事も憎くて仕方ないはずだ」
 リサ、栄吉、ゆきののシャドウはそれぞれ執着する相手に対して言及しています。達哉の場合は、初恋の相手である舞耶をさしおいて淳について述べています。しかも、あえて本体の達哉に、淳への感情を露呈させようと誘導しています。
 達哉には絶対の正義感があるわけではありません。確かに流されているかのように見えなくもありません。これに関しては否定できる箇所がないのですが「淳があやまちをつぐなおうと、力を貸してほしいと望んでいることに達哉は真摯に応えている」ということは「憎んでいない」「自分も同じ事をしたかもしれない」を選んだ場合推察が可能です。
また、罰世界では淳が忘れてしまっている事を受け、その償いを自ら引き継いでいるようにも見えます。


淳と栄&ギンとの違いは、「栄吉とリサは罪世界を思い出す事ができるが、淳は罪世界を思い出す事は絶対にない」という点です。
『絶対に忘れない』と豪語し、真っ先に思い出すべきである淳が絶対に思い出す事がない。
罰世界の存続には、淳と罪世界の達哉が関わっている(エンディングのエリー&南条くんの台詞より)。これは意思と関わらずこの世界のルールであり、覆す事のできないものです。
舞耶は、当人が罪達哉と一緒に行く事を望む事もできますが結局達哉は舞耶を連れて戻りません。どういう理由があれ別れは絶対のルールではなく、達哉の意思という事になります。

橿原淳の場合は、本人たちとの意思とは無関係にそもそも罪達哉を思い出す切っ掛けすら生じさせてもらえない。また、罪では死亡している両親が罰では健在だったり、周囲の人間関係が大きく違うのも淳です。

このことについて、いくつか達淳的な仮説を立ててみます。が長くなってしまったのでまた後日!
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